掲載期間を延長いたします⇒4/10ぐらいまで
本を読んだり、いろいろと思考を深めたり。
くれぐれもお大切にお過ごしください。
セミナーをお楽しみいただければ幸いです。(3/26付)
<講座を掲載しました> 祝・県指定。急きょ関連講座を掲載いたしました
3/18(水)「朱」から見える古代の風景
―城野遺跡とまわりのクニグニ―(佐藤浩司氏)
<講座を掲載しました> 掲載は以上とさせていただきます
3/08(日)敦煌(西谷正氏)
3/08(日)シルクロード-オアシスの道「西域における漢の文化」(西谷正氏)
3/05(木)一支国カラカミ遺跡にみる最先端の“モノづくり”
―加工で高めた鉄製品の付加価値と交易ネットワーク―(松見裕二氏)
2/29(土)阿蘇のリモナイトと弥生製鉄の可能性
ー阿蘇盆地出土の多量の弥生鉄器は何を語るのかー(松井和幸氏)
2/27(木)シルクロード-草原の道「パジリク王墓の発掘-ロシア」(西谷正氏)
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皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
各地の講座中止や休館のあいだ、
せめて、生の声、生のお話で、講座をお楽しみください。
講師のご厚意で、昨年の講座を掲載いたします。(音声とテキストのみ)
講座へ直接ご参加くださった皆さま、
こういう時ですのでご了承いただきたく
勝手を申しますがご寛容のほどお願い申し上げます。ありがとうございます。
■3月末までの期間限定です
■URLをご存知の方がおいで頂けるページです
(HPメニューやFacebookには出していません)
■SNSへの掲載など不特定多数へ拡散するのはご遠慮ください
講師資料を公開頂いておりますゆえ、ご理解いただければ幸いです
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<文化財で楽しむ九州アジア倶楽部2019>
【学ぶin九州】
鉱物資源からみる交易と歴史 第4弾
「朱」から見える古代の風景
―城野遺跡とまわりのクニグニ―
【講師】佐藤浩司氏
(北九州市芸術文化振興財団 埋蔵文化財調査室 室長)
【日時】2019年8月18日(日)
【会場】松楠居
70㎏もの水銀朱!!
祝、福岡県指定!
紆余曲折、二転三転を経た県指定、
関係者の皆様に敬意を表します。
弥生時代の九州最大級の方形周溝墓にして、
2基並べられた子供用の石棺には、
水銀朱が塗られたどころか分厚く敷き詰められ、
中国の書物にみる「方相氏」ではというものが描かれ、
集落には玉づくり工房もあって…
と、書ききれないほど興味深い遺跡です。
『魏志倭人伝』に名は記されていないけれど、
空白地帯の北九州市エリアに、
クニが無かったはずはないのでは、
という話とあわせ学びますと、面白さが倍増いたします。
現在の企救は、当時の「聞国」(キクコク)ではないのかと。
城野遺跡と周囲のクニグニ、
「朱」を切り口にした興味深く華やかなお話です!
*NHK北九州局のローカルニュースは こちら
(NHKサイトへ外部リンクします)
■テキストのダウンロードはこちら ↓
「朱」から見える古代の風景(佐藤浩司氏)
■セミナー音声はこちら(前半35分、後半40分) ↓
冒頭10分の動画を流していただきましたが、動画は割愛し、
その後の講座部分からの音声となっております。
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<文化財で楽しむ九州アジア倶楽部2019>
北東アジアの古代に迫る―日本古代史との接点を求めて―
第3回 敦煌
【講師】西谷正氏(海の道むなかた館長・九州大学名誉教授)
【日時】2019年8月17日(土)
【会場】品川インターシティ 会議室
日本海側の古墳が語ることは
西谷正先生に、
「敦煌」だけ、でご講義いただいた贅沢な時間です。
交通の要衝ゆえのめまぐるしく主人が入れ変わる歴史、
敦煌莫高窟や西千仏洞、長城や玉門関、
城郭や古墳まで、たっぷりと。
テキスト最終ページの
「日本海域の三つの古墳」は興味をひかれます。
<『古代学研究』へのご寄稿>
隅三角持ち送り天井、T字型石室、から、
どんな繋がりを推察できるのか。
・須曽蝦夷穴古墳(能登の七尾市)
・八幡山5号墳(兵庫県村岡町)
・矢立山2号墳(対馬市)
ここから“敦煌”が立ち上ってくるとは…!
■テキストのダウンロードはこちら ↓
敦煌(西谷正氏)
■セミナー音声(100分)はこちら ↓
後半の写真スライドはございません。ご了承ください。
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<文化財で楽しむ九州アジア倶楽部2019>
北東アジアの古代に迫る―日本古代史との接点を求めて―
第5回 シルクロード-オアシスの道-
「西域における漢の文化」
【講師】西谷正氏(海の道むなかた館長・九州大学名誉教授)
【日時】2019年12月14日(土)
【会場】品川インターシティ 会議室
車師前国 交河城址の壮大さ!
烏孫の墳墓群が多く残る地域。
現在の新彊ウィグル自治区トルファン。
ここに残る交河城址、ヤールホト墳墓群の、
想像を絶するダイナミックさ。
出土物から見える前漢の影響。
前に読んだあの小説この小説の世界に
迷い込みそうです。
*
この続き、第6回「西域における唐の文化」は
講座を延期させて頂きまだ開催しておりません。
時をみて再度日程を設定いたします。(in東京)
■テキストのダウンロードはこちら ↓
シルクロード-オアシスの道「西域における漢の文化」(西谷正氏)
■セミナー音声(90分)はこちら ↓
後半の写真スライドはございません。ご了承ください。
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<文化財で楽しむ九州アジア倶楽部2019>
【学ぶin九州】
鉱物資源からみる交易と歴史 第6弾
一支国カラカミ遺跡にみる最先端の“モノづくり”
―加工で高めた鉄製品の付加価値と交易ネットワーク―
【講師】松見裕二氏
(壱岐市教育委員会社会教育課 文化財班係長・学芸員)
【日時】2019年10月12日(土)
【会場】松楠居
原の辻:カラカミ=政界:財界!?
講師は、カラカミ遺跡の現場を誰よりも知る松見裕二氏。
一支国の「鉄」から浮かび上がった新たな発掘成果とは。 「何でもかんでも原の辻に集めていたわけじゃない。
原の辻とカラカミで交易ルートが、
つまりお得意様が違っていたことが分かってきた。」 鉄にどのような付加価値をつけ流通させたのか。
原の辻とは違う、どんな交易ルートを持っていたのか。 玄界灘に浮かぶ壱岐の、製鉄遺跡「カラカミ」。
発掘現場で直に伺ったお話があまりに興味深く、
ぜひにとお願いしてご登壇いただきました。
カラカミ遺跡に絞ったご講演は初めてだそうです。 政治と経済は別という話。
とにかく面白いです!
■テキストのダウンロードはこちら ↓
松見裕二氏プロフィール & テキスト8P
カラカミ遺跡にみる最先端の“モノづくり”_パワポ(松見裕二氏)
■セミナー音声はこちら(100分) ↓
メモ用の録音でお聞き苦しい部分も多いこと、ご容赦ください
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<文化財で楽しむ九州アジア倶楽部2019>
【学ぶin九州】
鉱物資源からみる交易と歴史 第3弾
阿蘇のリモナイトと弥生製鉄の可能性
―阿蘇盆地出土の多量の弥生鉄器は何を語るのか―
【講師】松井和幸氏(北九州市立埋蔵文化財センター次長)
【日時】2019年7月6日(土)
【会場】松楠居
弥生時代に製鉄はなされたのか!?
講師は、北九州市立埋蔵文化財センターの松井和幸氏。
いま最も注目される「古代の鉄」専門家のお一人です。 近年、阿蘇山で弥生時代の鉄器が大量に出て注目されていますが、
これはいったいどういうことなのか。
松井先生の持論は、ずばり、
弥生時代に
倭人が
自前の鉄精錬をしていた
1995年、広島県で3世紀の製鉄を思わせる炉跡がでて、日本中をにぎわせました。
その時、松井先生は広島県文化課で調査のど真ん中にいらしたのです。
朝から一日中、電話が鳴りっぱなしの、「長い一日」の生々しいお話も伺います。
*魏志倭人伝にみえる「鉄鏃」の記載
*中国古代国家・商~春秋戦国時代の変遷
*韓国密陽市(金海の北、加耶エリア)の製鉄遺跡
*日本列島の製鉄炉の出現
*様々な現場写真や比較
*様々な各地の鉄の武器・道具類
など贅沢な資料満載。それらを俯瞰しつつ、
「なぜ鍛冶技術があるのに製鉄技術が登場するのを700年待たねばならないのか」
という問いに、引き込まれる時間です。
■テキストのダウンロードはこちら ↓
パワーポイントをPDFにした為に省略された部分があります
松井和幸氏プロフィール
阿蘇リモナイトと弥生製鉄の可能性_パワポ(松井和幸氏)
■セミナー音声はこちら(前半65分・後半30分) ↓
メモ用の録音でお聞き苦しい部分も多いこと、ご容赦ください
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<文化財で楽しむ九州アジア倶楽部2019>
【学ぶin東京】
北東アジアの古代に迫る―日本古代史との接点を求めて―
第4回 シルクロード-草原の道-
「パジリク王墓の発掘-ロシア-」
【講師】西谷正氏(海の道むなかた館長・九州大学名誉教授)
【日時】2019年10月5日(土)
【会場】品川インターシティ 会議室
■テキストのダウンロードはこちら ↓
シルクロード-草原の道「パジリク王墓」(西谷正氏)
■セミナー音声(83分)はこちら ↓
後半の写真スライドはございません。ご了承ください。